コミックス感想:『The Dark Knight Returns: The Last Crusade』


『The Dark Knight Returns: The Last Crusade』とは

2016年6月に出版された作品で、ダークナイトリターンズの前日譚。
悲劇の二代目ロビン:ジェイソン・トッドの死を掘り下げたストーリー。
翻訳はされていません。

ざっくりあらすじ

ヴィラン達との戦いの中で、バットマンの身体も精神も限界に近付いている。
しかし、能力は高いもののまだ精神的に未熟で過度に暴力的な二代目ロビン(ジェイソン・トッド)に任せきることはできない。

ロビンはバットマンの方針に不満を持つ。
暴走したロビンは単身ジョーカーを追う。

 

感想(ネタバレあり)

ざっくりあらすじですべてストーリーを言ってしまっているようなもので、展開を楽しむような作品ではないかなと思います。だって、ジェイソンがジョーカーに殺害されるという結論はわかっているわけですから。

その結論に向けて、どういった過程があったのかに焦点を当てたハードボイルドタッチのストーリーです。
もっと詳細に描かれても良い気がしますが、わりと短めで簡潔でした。

限界寸前のバットマン、あふれ出る暴力性を抑えきれないロビン、虎視眈々と状況を見守るジョーカー。
悲劇へのピースが揃い始め、結末へとそろりそろりと近づいていきます。

本作は、追うロビン、待ち受けるジョーカーの場面で終了します。
ロビンとジョーカーの邂逅までは描かれません。それがまた良い味出してますね。