コミックス感想:『ワンダーウーマン:戦禍を呼ぶ者』


ワンダーウーマン:戦禍を呼ぶ者』とは

ワンダーウーマン:戦禍を呼ぶ者』は、2019年11月に発売されたワンショット作品です。
原書のタイトルは「Wonder Woman: Warbringer」。

「DC Graphic Novels for Young Adults」というレーベルから出版されており、対象がティーンとなっています。

ざっくりあらすじ

アマゾン族の王女ダイアナ(ワンダーウーマン)は、自分の力を周囲に認めさせようと躍起になっていた。しかし、その途中、海上で爆発した船を見つけ、アリアという少女を救い出した。
アリアを元の世界に戻すため、ダイアナはアマゾン族の規則を破り、アリアと共に島を出て行った。

その過程で、アリアがただの少女ではないことがわかる。
彼女はトロイアヘレネの子孫であり、戦禍を呼ぶウォーブリンガーであった。
次々と巻き起こる諍いや戦いにダイアナが立ち向かう。

感想(ネタバレあり)

ジュブナイル物なので、ダイアナの心の成長に焦点を当てている感じ。
そのためか、冒頭のセミスキラでは他のアマゾン族との関わり合いがいつになく不安そうで、自信なさげな少女として描かれていました。冒険を通して徐々にみんなの知っているワンダーウーマンへと成長していきます。

成長前のダイアナが非常に新鮮。
くよくよしっぱなしなダイアナは珍しいように思いました。

一人の少女の血筋が戦禍を巻き起こすという凄まじいストーリーではありますが、全体的に爽やかさがあって読後感も良いです。
子供でも安心して読めますし、DCコミックスに慣れ親しんでいない人にもおすすめできる作品でした。