コミックス感想:『Aquaman: Maelstrom』


『Aquaman: Maelstrom』とは

『Aquaman: Maelstrom』は、Aquaman vol.7(New 52!)の6巻目に当たります。

Aquaman (Volume 7) #32-40に加えて、
Secret Origins (Volume 3) #2- Graduation
Secret Origins (Volume 3) #5- Mera's Mission
も収録されています。

Secret Originsの方は、アクアマンの生い立ち、メラとアクアマンの出会いをショートストーリーで描いています。

本編はハイブリット生物Chimeraとの戦いと、アクアマンの母Atlannaの死の真相に迫るMaelstrom編が展開されています。

ざっくりあらすじ

前巻で倒された古代アトランティスの生物カラカンの脳を移植したハイブリット生物Chimeraが研究所を抜け出し、アクアマンに襲い掛かる。
様々な海洋生物の能力を駆使するChimeraを倒すことはできるのか。

海底地震に悩まされるアトランティス
アクアマンは地上の科学者Stephen Shin と Daniel Evansに調査を依頼した。
調査の結果、アトランティスを制御するシステムには亡くなったアトランティス人の生命が取り入れられており、特に王のような重要な人物の亡骸が重要視されているという。しかし、アクアマンの母Atlannaの亡骸をアトランティスが認識しておらず、それが地震の原因と判明した。
アクアマンは急いでAtlannaの墓へ向かったが、あるはずの亡骸がそこにはなかった。
Atlannaの亡骸はどこへ行ったのか。アクアマンは調査を開始する。

感想(ネタバレあり)

本巻のメインは、アクアマンの母Atlannaを追うMaelstrom編です。

マーシャンマンハンターの協力でAtlannaの暗殺場面を再現してみると、そもそもAtlannnaは死んでいなかったことが判明。
そこで母を訪ねて三千里どころではない旅に出ます。

彼女が通ったとされるポータルを潜り抜けると、そこはゴリラシティ。
ゴリラたちを統べるソロバーと話すも、よく知らないので囚われの身となっているグロッドに聞いてほしいとなるまではよかったが、隙をついてグロッド脱走。
アクアマン vs グロッド。
結局グロッドから聞けた話は、Atlannnaは数分しか滞在しなかったことだけ。

さらにポータルを乗り継ぎ、訪れた先はパシフィカと言う名前の隠された島。
そこに現れたのはなんとAtlannna。
アクアマンは息子であることを告げるが、Atlannnaは拒絶し対立。アクアマンを気絶させ島を守る火山の神 Karakuに捧げる
辛くも逃げ出したアクアマンだったが、Karakuが怒って大暴れ。

母が生きていたという根本から覆す大きなお話でした。しかも母が息子を拒絶し対決姿勢を露わにする展開で驚きが大きかったです。
最終的にアクアマンに優しいメッセージをAtlannnaですが、そのメッセージの渡し方がめっちゃお洒落でした。