最低限知っておきたいバットマンの登場人物【ヴィラン編】

バットマンには魅力的なヴィランが多数登場します。
バットマンの長い歴史を踏まえると、大小含めて100以上のヴィランがコミックスに登場していますし、今でも入れ代わり立ち代わり再登場したり新たなヴィランが生み出されてバットマンを苦境に陥れています。

すべてのヴィランを知っておく必要はもちろんないのですが、大物ヴィランは何の説明もなく当然のように登場します。
ですので、大物ヴィランくらいは知っておくと、映画やコミックスの物語がスーッと頭に入ってくるかと思います。

そこで、今回はバットマンに登場する大物ヴィランを簡単にご紹介したいと思います。

ジョーカー

DCコミックス内だけでなく、ありとあらゆるキャラクターの中で最も有名なヴィランの一人と言っても過言ではないキャラクターです。

バットマン最強の敵と称されるジョーカー。
歪んだユーモアと残忍さを持つゴッサムシティの犯罪者で、真っ白な肌、裂けたように見える赤い唇、緑色の髪、紫のスーツといった見た目も特徴的です。
どのヴィランよりもバットマンへの執着が強く、金や権力を手に入れるよりもバットマンとの抗争を優先して動いてます。

なぜ彼が犯罪に手を染めたのか、その本性はどうなっているのかは定かではありません。
これまでコミックスや映画でジョーカーのオリジンが多数描かれていますが、どれが正解ということもなく、ストーリーによってどのオリジンを引用するかが違うのが現状です。

最も引用の多いオリジンは、ジョーカーが元々はレッドフードという犯罪者だった、というものです。
赤い仮面にタキシード姿のレッドフードはバットマンから逃げる際に誤って化学薬品の溶液の中へ落ちてしまい、ジョーカー然として見た目になっただけでなく、精神にも異常をきたしてしまいした。

銃火器を使うのはもちろん、スーツの胸元にある花から毒液を出したり、切れ味鋭いトランプや爆発するビックリ箱を使ったりと道化らしいガジェットを使ったりもします。
中でも特徴的でジョーカーのお気に入りの武器は、笑気ガスです。一度このガスを吸ってしまうと、ジョーカーのような引きつった笑顔になって死に至ります。

ハーレイクイン

本名:ハーリーン・クインゼル

精神科医としてアーカムアサイラム(精神病院)に勤務しましたが、担当患者であったジョーカーに魅了されて、そのままジョーカーのパートナーとしてヴィランとなりました。

初期は宮廷道化師のコスチュームを着こんでいましたが、ここ最近は金髪を半分ピンク、もう半分を青に染めたり、ノースリーブやショートパンツの露出が多い恰好したりと目立つ見た目となっています。
彼女の肌が白いのは、ジョーカーによってか化学薬品のタンクに落とされたためです。

身体能力に優れており、アクロバティックな動きでの肉弾戦が得意。
様々な武器の使用にも長けており、ピストルやマシンガンのみならずバズーカーを使ったり、近距離武器では金属バットを振り回す姿もよく描かれます。

ポイズン・アイビーやキャットウーマンとは仲が良く、たびたび協力体制を敷いています。
また、犯罪者で構成されたチームであるスーサイド・スクワッドに参加させられることも多いです。
さらには、バットマンからの捜査協力を求められることもあり、幅広い活躍をしているヴィランとなっています。

キャットウーマン

本名:セリーナ・カイル

キャットスーツを着て、お宝を盗んでいくヴィラン
素早くたおやかな身のこなし、鞭や格納式の爪を使った熟練した格闘で、バットマンすら煙に巻きます。
一応ヴィランとしましたが、バットマンとは複雑な愛憎関係があり、バットファミリーに加わることも少なくありません。

正史とは別の世界線では、バットマンとの間にヘレナという女の子をもうけています。
ヘレナはハントレスというヒーローになり活躍しています。

トゥーフェイス

本名:ハービー・デント

元々はゴッサムを代表する検事でしたが、裁判中にマフィアのボスから化学薬品をかけられて顔の左半分がただれてしまいました。その影響から正気を失い二重人格となり、狂気の犯罪者の人格を宿したトゥーフェイスとなったのです。
トゥーフェイスになる前は、バットマンゴッサム市警のジェームズ・ゴードンとともに犯罪を撲滅しようとした盟友でもありました。

2つの人格を持つため「2」に異常な執着を持っています。
二択を好んで使い、重要な意思決定をコイントスで決めます。

射撃技術に優れておりマシンガンやバズーカをぶっ放す豪快なイメージがありますが、各種の法律や犯罪学、刑事手続きにも精通しており、専門性を活かした犯罪計画を立てることも多いです。

スケアクロウ

本名:ジョナサン・クレーン

元々は恐怖症について研究する心理学者でしたが、実験で生徒を負傷させてしまいます。
その責任を取って解雇されたのですが、解雇の決断を下した教授を逆恨みして殺害、犯罪者となりました。

スケアクロウとは案山子のことです。
ジョナサンが犯罪に手を染める際には案山子の衣装を着ており、不気味な外見を演出しています。

薬物、毒素に精通しており、恐怖の幻覚を見せるガスを使って、バットマンゴッサムの人々を苦しめます。
ガスだけでなく、銃器や鎌を使って直接的な攻撃をすることもあります。

リドラー

本名:エドワード・ニグマ

謎やパズルに取りつかれたヴィランです。
IQが非常に高い犯罪者で、複雑な手掛かりをバットマンゴッサム市警に送り、楽しんでいます。
自己顕示欲が非常に強く、派手で大げさな犯罪を好みます。

全身に「?」を散らした緑色のコスチューム、緑色のハット、先に「?」を模した杖といった目立つ特徴的な格好をしていることが多いです。

ペンギン

本名:オズワルド・コブルポッド

ゴッサムは狂気じみた犯罪者が多い中で、数少ない(?)正気のヴィランです。
表ではアイスバーグ・カジノの経営者ですが、裏では武器の密輸を営みゴッサムの闇社会で絶大的な地位を確立し恐れられています。

身長が低く小太り、くちばしのような鼻、左目にモノクルを着用しています。
また、兵器を隠した傘を使用するのが彼のトレードマークにもなっています。

基本的にバットマンとは敵対的関係ではありますが、ペンギンが裏社会の情報に精通しているため、情報屋的な役回りになってバットマンに利用されることもあります。

キラークロック

本名:ウェイロン・ジョーンズ

キラークロックはワニのような体をしたヴィランです。
先天的にワニの遺伝子を持った男で、成長とともに肌が硬質化してワニのような姿になってしまいました。
身体能力が非常に高く、狂暴。硬い肌で生半可な攻撃を跳ね返し、水中で呼吸することもできます。見た目だけでなく、能力もワニと近いものになっています。

用心棒として類まれな膂力を活かしていく過程で裏社会との接点が増え、犯罪に加担することも多くなっていきました。
スーサイド・スクワッドにも参加しています。

ポイズンアイビー

本名:パメラ・アイズリー

植物を操り、自然環境の保護を目的とする女性のヴィランです。
植物生化学を先行していましたが、人体実験の生贄となり、植物を操る能力が開花。それだけでなく、植物への愛が行き過ぎて、人間を敵視するようになります。

植物に精通しているため、毒物にも詳しいです。
人を操るフェロモンを精製してヒーローたちを操ることもあります。

ハーレイ・クインとは仲が良く、共に犯罪をすることもしばしばです。

MR.フリーズ

本名:ヴィクター・フリーズ

低温学者だったフリーズは凍結させる化学薬品を浴びてしまったことで、通常よりも極度に低い温度の中でしか生存できない身体となりました。
極低温に保つスーツ、冷凍ビームを出す凍結銃を装備したヴィランが誕生しました。

彼がヴィランとなったのは復讐と資金難のためです。
難病となった妻を冷凍保存していたのですが、費用がかさむことから研究施設の経営者が低温学実験を止めるとフリーズに通告。フリーズは経営者に泣きすがりますが突き飛ばされ、その際、凍結する化学薬品を浴びてしまったのです。
経営者への復讐のため、冷凍保存した妻を研究資金を捻出のためといったこともあり、根っからのヴィランというよりも人間味のある悲劇的なキャラとして描かれることも多いです。

クレイフェイス

掲載時期によって人物や設定が変わりやすいヴィランですが、能力はだいたい同じです。
泥状の体を持ち、自由に変化させることができます。

人に化けることも可能で、しばしばバットファミリーや他のヴィランに化けて、物語を混沌とさせる役割を果たしています。

ラーズ・アル・グール

国際的な犯罪集団リーグ・オブ・アサシンのリーダーです。
ラザラス・ピットという死者を復活させる泉を利用して、何百年も生き続けています。

知性、肉体、剣術などどれをとっても超一流で、地球環境を最良に保つためには人間の排除が必要という極端に思想に走っています。

バットマンに対しては戦闘能力、探偵能力を高く評価しており、しばしば自身の後継者に誘うことがあります。

タリア・アル・グール

タリアはラーズ・アル・グールの娘です。
父親同様、知性、肉体、格闘術などに優れている一流の暗殺者です。

ダミアン・ウェインは試験管ベビーではあるものの、バットマンとの間にもうけた子供です。
また、よみがえったばかりのジェイソン・トッド(二代目ロビン、レッドフード)を保護していたこともあります。

バットマンの味方となる時もあれば敵となる時もあり、彼女が登場した時にはその動向が注目されます。

まとめ

バットマンの代表的なヴィランを簡単にご紹介しました。

これだけ知っておけばスムーズに物語世界に没入することができると思います。
既に何十年も登場している実績あるキャラクターばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。