コミックス感想:『Blackest Night』

Blackest Nightとは

Blackest Nightは2009年~2010年にかけて連載された作品です。
グリーンランタンがメインですが、他のヒーローも多数出演するクロスオーバーです。

ジェフ・ジョーンズによるグリーンランタンサーガ「War of Light」の最終章。
ヒーローたちの生と死を正面から描いた作品で、アイズナー賞にも選ばれています。

ざっくりあらすじ

グリーンランタンとシネストロの間で起きた戦争「シネストロ・コア・ウォー」。
この戦争がきっかけとなり、赤、オレンジ、ブルー、紫などのコアが目覚める。
オアの書に予言された通り「光の戦争」が繰り広げられることとなった。

その最中、ファイナルクライシスにて命を失ったブルース・ウェインの墓が謎の人物に暴かれる。
異変に気付いたアルフレッドが通報し、すぐさまフラッシュ(バリー・アレン)、グリーンランタン(ハル・ジョーダン)が駆け付けたのだが、そこに現れたのは死んだはずのマーシャン・マンハンター
それから次々とかつて仲間だった死者が復活し、ヒーロー達に襲い掛かる。

感想(ネタバレあり)

前半はゾンビ物な要素が強く、不気味な雰囲気に包まれています。
かつて死んだヒーロー達は決して弱かったわけではないので、恐ろしさが凄まじい。
マーシャン・マンハンターとかエロンゲイテッドマンとかアクアマンとかね。
ウォッチタワーに保管していたヴィラン達の遺体も復活してますます深刻な事態に。
やられれば自分もゾンビですからもう大変。

後半、ブラックランタン・コァはチャージ完了。
死の化身ネクロン登場。
ブラックランタン化したバットマンにより、かつて死を経験したヒーロー達もブラックランタン化。
スーパーマングリーンアロー、キッド・フラッシュ(バート・アレン)など。

ここからグリーンランタンらしいヒーロー物の展開。
各色のランタンが協力し合い、生命の化身を呼び出す。
生命の化身とシネストロが一体化し、ホワイトランタンへと姿を変える様は驚きですね。
てっきりグリーンランタンの誰かがホワイトランタン化するのかと思いましたもの。

各色の指輪が分身して、ヒーローやヴィランがグリーンランタン化するのも熱い展開。
ルーランタンのフラッシュ、スターサファイアワンダーウーマン、イエローランタンのスケアクロウ、オレンジランタンのレックス・ルーサーなど。

前半はおどろおどろしいホラー物、後半はストレートなヒーロー物でどちらも良質で好き。

本作を読めば全体像は掴めるのですが、補完する話がかなり多いので追っていきたいものです。