バットマンのゲームと言えば、アーカムシリーズが有名です。
FC、SFC世代だと、横スクロールのアクションが思い出されることでしょう。
実はその他にもレゴバットマンのシリーズがあります。
レゴバットマンは2021年時点で3作リリースされており、さらにはヴィランを主役に据えた作品もリリースされています。
本記事では、レゴバットマンの各作品の特徴やおすすめをご紹介したいと思います。
そもそもレゴのゲームって何?
レゴと言えば、当然ブロックです。
幼い時にレゴブロックでお城や海賊船などを作ったことがある人も多いでしょう。
レゴのゲームは、レゴの世界観の中をレゴキャラクターが動き回るアクションゲームです。
バットマンであれば、レゴで作られたゴッサムシティをレゴキャラクターのバットマンが縦横無尽に動き回るということです。
キャラクターや世界観がレゴであるだけでなく、アクションもレゴ特有のものがあります。
ステージ各所に置いてあるオブジェクトを壊して出てきたブロックを再構築して、新たなオブジェクトを作ります。
例えば、崖があって先へ進めないとします。
周囲にある岩や木といったオブジェクトを壊すとブロックが出てきます。
そのブロックを集めて橋を作って、先へ進めるようにするといったアクションが多数用意されています。
簡単ではあるものの、意外と頭を使う場面も多いので子供だけではなく大人も楽しめるゲームとなっています。
レゴバットマンのシリーズ作品
レゴ バットマン THE VIDEO GAME
レゴバットマンの第一作です。
ティム・バートン版のバットマンをベースにした世界観で、バットファミリーや有名ヴィランが多数出演しています
バットモービルやバットウイングといった乗り物を駆使するステージも多いですし、倒すのにコツが必要なこともあります。
ストーリーはほとんどないようなものなので、味気なさもあるかなと思います。
プラットフォームはPS2、PS3、ニンテンドーDS、Xbox360、PC(Steam)です。
PC(Steam)が一番手に入れやすいかと思います。
レゴ バットマン2 DCスーパーヒーロー
レゴバットマンの2作目です。
オープンワールドとなったゴッサムシティを舞台に、ジョーカーとレックス・ルーサーの悪役コンビの企みをジャスティスリーグが阻止するストーリーです。
タイトルはバットマンなのですが、スーパーマンやワンダーウーマン、グリーンランタン、フラッシュといったジャスティスリーグの面々の活躍を楽しむことができます
プレイアブルキャラクターはヒーロー、ヴィラン合わせて50キャラ。
収集要素も一気に増えて、長く楽しめる作品になりました。
日本ではPC(Steam)でプレイすることができます。
日本語化することもできないようで、英語でプレイすることとなります。
難しい英語はないので、それほど英語力が無くても大丈夫です。
LEGO バットマン3 ザ・ゲーム ゴッサムから宇宙へ
レゴバットマン3作目です。
タイトル通り宇宙が舞台となっており、スーパーマンの宿敵であるブレイニアックの野望を打ち砕くために、ヒーローチーム・ジャスティスリーグだけでなくヴィランも協力します。
宇宙が舞台ということもあり、宇宙規模で活躍するヒーロー・グリーンランタンに関するストーリーが多いことが特徴です。
プレイアブルキャラクターは150を超え、マイナーなキャラクターまで使うことができます。翻訳アメコミには登場していないキャラクターもおり、DCコミックスをよりよく知る機会にもなっています。
プラットフォームは、PS3、PS4、Wii U、3DS、PS(Steam)となっており、日本語対応しています。
レゴDCスーパーヴィランズ
第四弾は、主役がヴィラン達となっています。
ジャスティスリーグが突如として姿を消します。
その原因は別のアースからやってきたクライムシンジケート(悪役版ジャスティスリーグ)。
クライムシンジケートの陰謀に気付いたヴィラン達は世界を救うために立ち上がります。
ゴッサムシティやメトロポリス、スモールヴィルといったおなじみの街を駆け回れるだけでなく、ダークサイドが支配するアポコリプスを自由に動き回ることもできます。
また、タイトルにはヴィランズとありますが、ヒーローたちもプレイアブルキャラクターにたくさんいます。
プラットフォームはPS4、Nintendo Switch、PC(Steam)となっています。
日本語対応しています。
おすすめの作品は?
ナンバリングされていますが、各作品につながりはありません。
ですので、どの作品からプレイしても問題ありません。
PC(Steam)でいうと、セール中ならどの作品も1000円以内で購入できるので、価格的にも差が少ないです。
私が各作品をプレイして、収集要素もすべてコンプリートした経験からすると、おすすめは下記の順番です。
2 > スーパーヴィランズ > 3 > 1
2は話がシンプルで、DCコミックスに関する知識が少なめでもわかりやすいと思います。
キャラクターもメインどころがほとんどなので、変に混乱することも少ないでしょう。
続いて、スーパーヴィランズ。
ゴッサムやメトロポリスが舞台となっているので親しみやすいですし、ストーリーもわかりやすいです。
それまでの作品よりも操作性が良いので、プレイしやすいのもメリットです。
3はなかなか話がわかりづらいので、おすすめとしては下位としました。
原因はグリーンランタンの世界観です。
レッドやブルー、ホワイトなど、様々な色のランタンがいるのですが、そうしたランタンの活躍はあまり翻訳されていません。そのため、グリーンランタンに馴染みのない人が多いので、ストーリーがわかりにくいのです。
最後は1。
バットマンのキャラクターのみなのでわかりやすいのですが、古い作品なので操作性があまりよくありません。
またストーリーはあってないようなものなのもあまり良くないかなと思います。
まとめ
レゴバットマンのゲームシリーズ、各作品の概要とオススメを紹介いたしました。
ゲームそのものも楽しめますが、DCコミックスに出てくるキャラクターを知る良い機会ともなります。
興味があればぜひプレイしてみてください。